2011-01-01から1年間の記事一覧

刑事弁護コラム:振り込め詐欺事件で逮捕されても、弁護活動によっては早く留置場から出ることができま

振り込み詐欺事件は、他の一般的な事件と異なり、多数の関係者が長期間犯行を繰り返すことが多いため、勾留の決定を阻止したり、起訴後に保釈を獲得することは極めて困難です。また、一つの逮捕勾留が終わった後も、被害者ごとに再逮捕が繰り返されるのが実…

取材対応|兵庫県・松陰高校の放送部の学生の方から、電話取材を受けました^^

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 代表弁護士の岡野です。今日は、兵庫県・松陰高校の放送部の学生の方から、刑事弁護士の役割、青少年の犯罪等について、電話取材を受けました。 具体的には、刑事弁護士としての役割や使命、特に未成年…

刑事弁護コラム:振り込め詐欺事件を起こしてしまっても、弁護活動によっては前科がつきません。

前科をつけないためには、検察官から不起訴処分を獲得するのが第一の方法です。前提として、振り込め詐欺事件の場合は、捜査によって有罪の証拠が固まると、たとえすべての被害者と示談が成立したとしても、起訴されてしまうのが通常です。つまり、振り込め…

速報|和歌山地裁で勾留決定に対する準抗告認容。これにより、弊所クライアントは直ちに留置場から釈放

アトム大阪支部の熊谷弁護士が主任を務めている傷害事件で、勾留決定に対する準抗告が認められました。【事件の概要】 ご依頼者様が、友人宅から自動車を運転して帰る途中、前をのろのろと蛇行運転する暴走族に進路をふさがれ、これに抗議したところトラブル…

刑事弁護コラム:痴漢事件で起訴されても、弁護活動によっては刑務所に入らないで済みます。

刑務所に入らないためには、裁判で執行猶予付きの判決を獲得する必要があります。執行猶予付きの判決を獲得するためには、弁護士を通じてご相談者様に有利な証拠を提出し、裁判官の心証を良くすることが大切です。痴漢事件の場合は、条例違反事件であれ、強…

刑事弁護コラム:痴漢事件で逮捕されても、弁護活動によっては早く留置場から出ることができます。

早く留置場から出るためには、逮捕の後に勾留されないことが大切です。まず、条例違反の痴漢事件の場合は、弁護士を通じて関係当局に意見書を提出することで、逮捕の後の勾留を阻止できる場合があります。勾留を阻止するためには、逮捕の直後に弁護士と面会…

被害者の方へ 加害者側の弁護士を利用した示談のすすめ

刑事事件の加害者側の弁護を受任すると、被害者の方とお会いし、示談の話し合いをすることがよくあります。特に、 ・痴漢や盗撮などの性犯罪 ・暴行や傷害などの暴力犯罪 ・詐欺や窃盗などの財産犯罪 では、被害者の方の損害を補償し、示談を締結することは…

刑事弁護コラム:痴漢事件を起こしてしまっても、弁護活動によっては前科がつきません。

前科をつけないためには、検察官から不起訴処分を獲得するのが第一の方法です。まず、痴漢事件には、都道府県が制定する迷惑行為防止条例違反に該当する事件と、刑法上の強制わいせつに該当する事件の二つのタイプがあります。条例違反の痴漢事件であれば、…

弁護結果の報告|不起訴処分を獲得し、前科が付くことを阻止した最近の案件をご紹介します。

アトム法律事務所では、平成20年の開業以来、これまでに200件を超える事件で不起訴処分を獲得してきました(平成23年8月1日現在、事件単位で換算)。 不起訴処分とは、検察官が被疑事件について公訴を提起しないと決める処分のことで、事件が不起訴で終了す…

弁護結果報告|執行猶予中の傷害事件で、略式罰金刑を獲得し、執行猶予の取り消しを阻止しました。

東京支部の野根弁護士が担当した傷害事件で、 執行猶予中の犯行にも関わらず、弁護活動の結果略式罰金刑を獲得し、執行猶予の取り消しを阻止することに成功しました。【事件の概要】 ご依頼者様が、友人ら3名と共謀し、駅前の居酒屋で喧嘩になった相手方に対…

刑事弁護コラム:覚せい剤事件で起訴されても、弁護活動によっては刑務所に入らないで済みます。

刑務所に入らないためには、裁判で執行猶予付きの判決を獲得する必要があります。執行猶予付きの判決を獲得するためには、裁判において、弁護士を通じてご相談者様に有利な証拠を提出し、裁判官の心証を良くしていくことが大切です。覚せい剤事件の場合は、…

刑事弁護プラン:覚せい剤事件で逮捕されても弁護活動によっては早く留置場から出ることができます。

覚せい剤事件で逮捕され、早く留置場から出るためには、最低でも10日から20日間の留置場生活を経て、不起訴処分を獲得するか、起訴された後に保釈決定を獲得する必要があります。覚せい剤事件では、逮捕の手続きに重大な違法があったり、勾留生活を維持でき…

刑事弁護コラム:覚せい剤事件を起こしてしまっても、弁護活動によっては前科がつきません。

前科をつけないためには、検察官から不起訴処分を獲得するのが第一の方法です。まず、覚せい剤を所持した容疑の場合、押収された覚せい剤の量が極めて微量であれば、弁護士を通じて覚せい剤所持の故意がなかったこと等を主張し、不起訴処分を獲得できるケー…

逆転裁判|接見禁止決定に対する弁護側の準抗告の申し立てが認められました。詐欺事件

弊所大阪支部の浦田弁護士が担当している詐欺事件で、勾留中のご依頼者様に対する接見禁止の決定に対する準抗告が認められ、ご依頼者様はご家族らと面会できることになりました。【接見禁止とは】 接見禁止(せっけんきんし)とは、勾留中の被疑者・被告人に…

解説コメント|市橋達也被告事件と裁判員裁判の評議の仕組み

【ニュース】 千葉地裁で4日から開かれている無職市橋達也被告(32)=殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪で起訴=の裁判員裁判は、8日の第4回公判で、被害者リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)の父ビルさん(58)が検察側証人として出廷した。ビルさ…

解説コメント|リンゼイさん父「日本で許される最高刑を」 公判で訴え

【ニュース】 千葉地裁で4日から開かれている無職市橋達也被告(32)=殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪で起訴=の裁判員裁判は、8日の第4回公判で、被害者リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)の父ビルさん(58)が検察側証人として出廷した。ビルさ…

解説コメント|覚せい剤取締法違反などに問われた田代まさし被告に、懲役3年6月(求刑懲役4年)の実刑が

【ニュース】 覚せい剤取締法違反などの罪に問われたタレント、田代まさし被告(54)の判決公判が1日に横浜地裁で開かれ、懲役3年6月(求刑懲役4年)の実刑が言い渡されました。田代被告が薬物事件で有罪判決を受けるのは3回目です。(産経新聞 7月1日10時20…

解説コメント|市橋達也被告人に対する裁判員裁判(殺人、強姦致死容疑)が千葉地裁で始まりました。

【ニュース】 2007年、千葉県市川市で英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)が遺体で見つかった事件の裁判員裁判が4日午後、千葉地裁で始まりました。殺人や強姦致死などの罪に問われている住所不定、無職市橋達也被告(32)は罪状認否で申し訳…

解説コメント|ダルビッシュ翔容疑者(22)が、大麻所持の容疑に続き、傷害容疑で逮捕されました。

【ニュース】 知人女性(19)に暴行を加え、けがをさせたとして、日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手の弟で、大阪府羽曳野市野の無職、ダルビッシュ翔容疑者(22)が、先月17日、大阪府警に傷害容疑で逮捕されました。(産経新聞 7月1日1時32分配信)…

盗撮行為に適用される法令について 迷惑行為防止条例違反、軽犯罪法違反

盗撮行為には、 ?各都道府県が定めた条例に抵触する場合と、 ?軽微な秩序違反行為を取り締まるために定められた軽犯罪法に抵触する場合があります。同じような盗撮行為が、なぜ別々の法令に違反するのでしょう? それには、盗撮行為を行った場所が大きく関係…

羽賀被告が上告|未公開株売買を巡って詐欺と恐喝未遂の罪に問われ大阪高裁で懲役6年の逆転敗訴。

【ニュース】 未公開株売買を巡って詐欺と恐喝未遂の罪に問われたタレントの羽賀研二被告(49)の弁護側は20日、懲役6年とした大阪高裁判決を不服として、最高裁に上告した。 高裁は17日、羽賀被告を無罪とした一審・大阪地裁の判決を破棄し、懲役6年の逆転…

「収監」って何?|ライブドア元社長、ホリエモンこと堀江貴文元社長が東京高等検察庁に出頭し、収監

【ニュース】 ライブドア(LD、現LDH)を巡る粉飾決算事件で、旧証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)に問われ、懲役2年6月の実刑が確定した堀江貴文元社長(38)は20日、東京高検に出頭した。高検が収監後、刑務所に移される。判決確定までの勾…

逆転裁判|弁護人の申立てにより、勾留延長の期間が短縮されました。

先日、高野弁護士が担当する事件で、勾留延長決定に対する準抗告の申立てが認められ、勾留延長の期間が短縮されたことをご報告いたします。事案は、犯行態様自体は単純な万引き事件ですが、検察官が10日間の勾留延長の請求を行い、簡易裁判所の裁判官がこれ…

お客様の声|窃盗未遂、住居侵入(64号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(サッシ取付業、60代男性、罰金前科1犯)が、土曜日の昼間、高級骨董品の皿を盗み出す目的で、骨董品店の窓ガラスをドライバーでたたき割り、室内に侵入した容疑で逮捕された事件。【コメント】 弁護活動を尽くした結果、被害者と…

お客様の声|大麻取締法違反(72号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(会社員、20代男性、前科なし)が、木曜日の朝、自宅で乾燥大麻約24グラムを所持した容疑で逮捕された事件。【コメント】 弁護活動を尽くした結果、ご依頼者様は保釈金200万円で留置場から釈放され、事件は執行猶予で終了しました…

お客様の声|大麻取締法違反2件、麻薬及び向精神薬取締法違反1件(74号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(建築設計事務所経営、40代男性、前科なし)が、火曜日の昼間、職場で乾燥大麻約12.5グラムを所持した容疑で逮捕され、そのほか、LSDや大麻を所持した容疑で検挙された事件。【コメント】 弁護活動を尽くした結果、ご依頼者様は保…

お客様の声|大麻取締法違反(75号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(広告代理業、40代男性、前科なし)が、水曜日の昼間、路上駐車した自動車の中で大麻葉片19.3グラム(風袋込み)を所持した容疑で逮捕された事件。【コメント】 弁護活動を尽くした結果、被疑者側に有利な事情が認められ、事件は…

お客様の声|自動車運転過失傷害(98号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(会社員、30代男性、前科なし)が、木曜日の昼間、職場のトラックで走行中、横断歩道付近を走って横切ろうとした男の子(当時9歳)と衝突し、意識障害を伴う加療期間不明の脳軸策損傷の傷害を負わせた容疑で逮捕された事件。【コ…

お客様の声|傷害(99号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(会社役員、70代男性、前科なし)が、木曜日の昼間、銀行の駐車場で、妻の顔面を中身の入っていないペットボトルで数回殴打し、頭部や腹部を踏みつける暴行を加え、加療約2週間の傷害を負わせた容疑で逮捕された事件。【コメント…

お客様の声|建造物侵入、窃盗(113号事件)

【事件の概要】 ご依頼者様(無職、30代男性、前科なし)が、金曜日の深夜、自宅から離れたところにある小学校に侵入し、男子児童の体操服が入った手提げバッグなど計11点(時価合計7100円相当)を盗んだ容疑で逮捕された事件。【コメント】 弁護活動を尽く…