広がる脱法ハーブ〜相次ぐ若者の救急搬送〜 東京都渋谷区の路上で、脱法ハーブを吸った少年3人が気分不

東京都では、脱法ハーブを販売する店は、2009年度は2店舗だったのが、2010年度には17店舗、2011年度は93店舗へと急増しています。
神奈川県では、2月末時点で横浜市を中心に16店舗に上ります。

今年1月、東京都渋谷区の路上で、脱法ハーブを吸った少年3人が気分不良を訴えて緊急搬送されたケースでは、少年らが脱法ハーブをもらったとするハーブ店を警視庁が捜索しました。
但し、本来なら薬事法違反の容疑が適用されるのが一般的ですが、前述のように含有される薬物の成分が明らかでないことから、人の生理的機能を悪化させたとして、傷害の容疑で捜索が行われました。

一方3月には、東京都内で所持品検査を受けた男性のズボンのポケットから見つかった白い粉末が、簡易検査でコカインの陽性反応が出たと判断され、現行犯逮捕されましたが、その後、警視庁の科学捜査研究所の鑑定で合法ドラッグと判明し、3日後に釈放されるなどのトラブルも発生しています。

脱法ハーブや合法ドラッグが広まる一方で、職務質問の広範囲化などの取り締まり強化によって、違法薬物は勿論、これらの脱法ハーブや合法ドラッグを所持、使用していないにも関わらず、刑事事件のトラブルに巻き込まれるおそれもあります。

身に覚えのないトラブルに巻き込まれた場合には、まずは弁護士に相談されることをお勧めします。

                                                                                                            • +

逮捕されたらアトム法律事務所
お問合せ:(0120)631-276(24h対応)
東京支部刑事弁護士携帯サイト
大阪支部刑事弁護士携帯サイト

                                                                                                            • +