2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

脱法ハーブ〜最近のニュースから〜VOL.1

昨今、脱法ハーブと呼ばれるドラッグ類が広く流通し、若者を中心として緊急搬送されるケースが増えています。前回までは覚せい剤をめぐる事件を解説してきましたが、今回から、最近のニュースをもとに、脱法ハーブ、合法ドラッグ等の問題についてお話しした…

覚醒剤事件に巻き込まれたら… 身近に起こる薬物犯罪 その対処法〜VOL.8

今回のシリーズでは、覚せい剤事件が発覚する場合のきっかけ、また、その対処方法等を解説してきました。前回までお話ししてきたように、覚せい剤事件の発覚は、決して特別なことではなく、日常的に行われている職務質問や所持品検査をきっかけとして行われ…

覚醒剤事件に書き込まれたら? 身近に起こる薬物犯罪の対処法 VOL.7

前回のブログで、尿検査の手順についてご説明しましたが、これは任意提出の場合の手順です。一般的に、尿の提出を求められると素直に応じることが多いといいます。 (もちろん応じざるを得ない状態にあるという場合もあります。)被疑者が任意に尿の提出に応…

覚せい剤事件の対処法 身近に起こる薬物犯罪〜VOL.6

職務質問や所持品検査で薬物が発見されたときは、前回まで述べた簡易検査が行われますが、薬物使用の疑いが生じたときには任意同行の後、尿検査を求められることがあります。覚せい剤特有の幻覚が見えているような態度が認められる場合や、通報があった場合…

覚せい剤事件に巻き込まれた場合は? その対処法 身近に起こる薬物犯罪〜VOL.5

ちょっと専門的な話になりますが、今回は、昨日お話しした覚せい剤の予試験検査について解説したいと思います。現在、覚せい剤事犯の捜査に活用されている予試験としては、シモン試薬試験、Xチェッカー試験(シモン試薬のセット)、マルキス試薬試験の3種類…

覚醒剤事件に巻き込まれた場合 その対処法は? 身近に起こる薬物犯罪〜VOL.4

前回まで職務質問の解説をしてきましたが、職務質問と併せて、所持品検査も逮捕の原因となる大きな要素です。所持品検査とは、警察官が警察官職務執行法2条に基づく、職務質問を行う際に、それと合わせて相手の所持品を確認する行為をいいます。警察官職務執…

覚醒剤事件に巻き込まれた場合!? 適切な対処法は… 身近に起こる薬物犯罪VOL.3

ブログをご覧いただきありがとうございます。前回、職務質問は、理屈の上では拒否できるとお話ししました。 しかし、法律的にはそうなのですが、拒否を実行するのは、実際は困難な場合が多いのです。警察官も犯罪の防止・発見のために必要であると感じて職務…

覚醒剤事件で捜査に巻き込まれたら。 身近に起こる薬物犯罪の対処法〜VOL.2

前回、覚せい剤事件は、職務質問等が逮捕のきっかけとなりやすいとうお話をしました。 職務質問するかしないかの判断基準は、警察官が不審と感じるかどうかという主観的なものに過ぎません。しかし、警察官も公務として職務質問を行っているので、なんらかの…

覚醒剤事件に巻き込まれたら!? その対処法〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.1

前々回のブログまで、覚せい剤事件の現状や、刑罰についてシリーズでお話ししてきましたが、今回からは、もし、実際に覚せい剤事件に巻き込まれた場合について解説したいと思います。まず、覚せい剤で逮捕されるきっかけとして多いのは、職務質問・所持品検…

NEW!!熊谷弁護士が準抗告獲得!覚せい剤事件で、ご依頼者様とご家族の面会が認められました。

アトム大阪支部の熊谷弁護士が担当する覚せい剤取締法事件で、ご依頼者様の接見禁止に対する準抗告が認められ、ご依頼者様とご家族の方との面会が認められました。【事件の概要】 ご依頼者様が、昨年12月上旬頃、友人を唆して覚せい剤を使用させたという、覚…

覚せい剤密輸が増加・摘発件数が増加しています。 過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.7

今回は、覚せい剤を持っていた場合や、購入したり譲り渡した場合などについてご説明します。 これらの行為は、覚せい剤取締法では、「所持・譲渡・譲受け」として禁止規定が設けられています。営利目的が認められない場合、つまり「単純所持」などとされる場…

覚せい剤密輸が増加・摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.6

ここ数年、国内における覚せい剤事件は、芸能人などの有名人による使用や、所持の事件が多く報道されてきました。今回のシリーズでは、覚せい剤の密輸についてご説明していますが、前述の所持・使用や、今回の輸入などの行為は、「覚せい剤取締法」という法…

覚せい剤の密輸事件が増加しています。摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.5

ひとことで覚せい剤と言っても、流通している覚せい剤の成分は、国によって違いがあるということをご存知ですか?日常生活で役立つ機会は少ないと思われる情報ですが、ここでご紹介しておこうと思います。覚せい剤とは、覚せい剤取締法で、下記のものをさす…

覚せい剤密輸が増加・摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.4

前回のブログで、覚せい剤の密輸が、仕出国も運び屋の国籍も多様化しているというお話をしましたが、実際にはどのように密輸されているのでしょうか。この密輸の方法も、近年、様変わりしていると言われています。従来のような、船に多量の覚せい剤を積み込…

覚せい剤密輸が増加・摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.3

覚せい剤の密輸は、運び屋の年齢や国籍も多様化していると同時に、仕出国も多様化しています。昨年、日本に密輸入された覚せい剤の仕出国は、アフリカからガーナ、カメルーン、ガンビア、ケニア等15 か国、 欧州からイギリス、オランダ、ドイツ等8 か国、 中…

覚せい剤密輸が増加・摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.2

先週の第1回目に続き、今日から再び、身近に起こりうる覚せい剤事件の現状について解説したいと思います。前回、昨年の覚せい剤密輸の摘発件数が、平成に入って以降、過去最多となったニュースをお伝えしました。では、覚せい剤は、外国からどのようにして国…

覚せい剤密輸が増加・摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜 VOL.1

覚せい剤事件、と聞いて、どういう印象を持たれるでしょうか。芸能人が関係する事件がニュースになったこともあり、自分には縁遠い事件だ、と思われる方も多いと思います。しかし、今日、国内で流通する覚せい剤の量は決して少なくありません。警察庁のまと…

NEW!! 野尻弁護士、またも準抗告獲得 大麻取締法違反事件で、ご依頼者様とご家族の面会が実現しました

ブログをご覧いただきありがとうございます。 昨日に続き、弊所東京支部の野尻弁護士が、準抗告を獲得した事件のご紹介をしたいと思います。 今日は、大麻取締法違反事件で、接見禁止に対する準抗告が認容され、ご依頼者様とご家族との面会が実現した事件に…

早朝6時からのアルバイト(3時間程度)スタッフを募集中〜規則正しい生活で学業UPを目指す方へ

アトム法律事務所では、現在、早朝3時間のアルバイトを募集しています。 朝の6時に出社し、夜の9時に仕事を終え、その後は学業や趣味に費やす−そういう規則正しい生活を送りたい方には打ってつけの業務です。まずはお気軽に、弊所までお問い合わせください。…