2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

痴漢で起訴された元会社員の男性に無罪判決〜日本の刑事裁判の現状から〜VOL.5

昨日のブログでお話ししたように、日本における刑事裁判は長期化しがちです。 近年は、裁判員制度の導入にも関連し、審理期間の短縮化が進められています。しかし、刑事裁判の短縮が望まれるとはいっても、今後の人生を左右しかねない大切な裁判ですから、い…

痴漢で起訴された元会社員の男性に無罪判決〜日本の刑事裁判の現状から〜VOL.2

先日、日本の刑事裁判の現状として、無罪が認められる確率は極めて低いというお話をしました。では、実際に日本の刑事裁判では、どのくらいの割合で無罪判決が下されると思われるでしょうか。 2011年のデータによると、日本全国の地方裁判所において、第一審…

痴漢の無罪判決。(ニュースより)元会社員の男性に無罪判決が出ました。〜日本の刑事裁判の現状から〜V

刑事事件を扱ったテレビドラマなどで、「被告人は無罪!」という裁判官のセリフを耳にします。 しかし、実際、日本の刑事裁判において、無罪判決が下される割合は極めて低いのが現状です。少し前のニュースになりますが、痴漢で起訴された元会社員の男性に、…

広がる脱法ハーブ〜相次ぐ若者の救急搬送〜 東京都渋谷区の路上で、脱法ハーブを吸った少年3人が気分不

東京都では、脱法ハーブを販売する店は、2009年度は2店舗だったのが、2010年度には17店舗、2011年度は93店舗へと急増しています。 神奈川県では、2月末時点で横浜市を中心に16店舗に上ります。今年1月、東京都渋谷区の路上で、脱法ハーブを吸った少年3人が気…

接見禁止決定に対する弁護側の準抗告申立てが認められました(野尻弁護士が担当する窃盗事件)

アトム東京支部の野尻弁護士が担当している窃盗の事件で、ご依頼者様2人に対する接見禁止の処分に対する準抗告が認容され、ご依頼者様方とお母様方との面会が実現し、手紙の授受も行うことができるようになりました。 この事件は2人のご依頼者様が関係する共…

テレビ取材|ABCテレビ「キャスト」 アトム大阪の浦田弁護士が「出会い喫茶」の実態を解説

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。 一昨日、アトム法律事務所大阪支部の浦田弁護士がABCテレビの取材を受け、「出会い喫茶」の実態について、法律的な観点からお話させていただきました。 昨今、様々な形態の「喫茶」が急増しています。今回…

相次ぐ若者の救急搬送 広がる脱法ハーブ〜最近のニュースから〜VOL.3

脱法ハーブとは、そもそもどういうものを指すのでしょうか。 脱法ハーブとは、多幸感、快感等を高めると称して販売されている製品で、麻薬・向精神薬又は覚せい剤には指定されていませんが、それらと類似の有害性が疑われる製品をいいます。 口から摂取する…

Fw:相次ぐ若者の救急搬送 広がる脱法ハーブ〜最近のニュースから〜VOL.2

先日、脱法ハーブを利用した男女が救急搬送された名古屋の事件をご紹介しました。一方、東京都内では、脱法ハーブを販売する店が93店舗に急増し、商品の一部からは薬事法で販売が規制されている「指定薬物」も検出されています。また、今年1月には渋谷区の路…