覚醒剤事件に巻き込まれたら… 身近に起こる薬物犯罪 その対処法〜VOL.8

今回のシリーズでは、覚せい剤事件が発覚する場合のきっかけ、また、その対処方法等を解説してきました。

前回までお話ししてきたように、覚せい剤事件の発覚は、決して特別なことではなく、日常的に行われている職務質問や所持品検査をきっかけとして行われることが多いのです。

昨今、覚せい剤をはじめとする違法な薬物や、また覚せい剤まで至らなくとも、大麻合法ドラッグ、脱法ハーブといった新しいドラッグ類が、広く流通しています。

警察官などは、薬物使用者は言動などからわかるといった話も聞きますが、薬物の利用者が増えている一方で、その増加の影響を受けて、繁華街などではいわれのない疑いをかけられて職務質問を受けたり、所持品検査を求められることも増えています。

また、実際に今年3月には、東京都内で所持品検査を受けた男性のズボンのポケットから見つかった白い粉末が、簡易検査でコカインの陽性反応が出たと判断されて現行犯逮捕されましたが、その後、警視庁の科学捜査研究所の鑑定で合法ドラッグと判明し、3日後に釈放されるなどのトラブルも発生しています。

薬物に手を出さないことが第一ではありますが、もし不当な捜査や無実の疑いをかけられた場合には、まずは経験豊富な弁護士に相談されることをお勧めします。

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