覚せい剤密輸が増加・摘発件数が過去最多〜身近に起こる薬物犯罪〜VOL.2

先週の第1回目に続き、今日から再び、身近に起こりうる覚せい剤事件の現状について解説したいと思います。

前回、昨年の覚せい剤密輸の摘発件数が、平成に入って以降、過去最多となったニュースをお伝えしました。

では、覚せい剤は、外国からどのようにして国内に持ち込まれるのでしょうか。

表題にもあげていますが、近年多いのが、「旅行費用を出す」などと持ち掛けて勧誘した運び屋を使い、飛行機で海外から持ち込む手口です。
この「運び屋」を使う手口は、昨年の密輸件数の81.2パーセントを占めていました。

警察庁が、昨年1〜11月に摘発した運び屋131人を分析した結果では、18〜68歳と年齢層が幅広く、3割は女性だったとうことです。
また、国籍別では、日本とメキシコがそれぞれ16人で最多、イギリスが10人、アメリカが9人、ドイツが8人、ナイジェリア6人などと続いています。

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