弁護士による内柴強姦事件の解説 → 内柴容疑者の今後の戦略は?合意があったと主張しているけどレイプ!?

【質問】
内柴容疑者は「女子学生とは合意があった」と容疑を認めていません。このような場合、内柴容疑者としては、どのような戦略をとることが考えられますか?

【回答】
警察の取り調べに対して内柴容疑者がとり得る手段としては、大きく、?容疑を認めて被害者と示談をするか、?容疑を認めずに否認を貫くかの二つしかありません。もし本当は、事件当時に女子学生との間に真意に基づく合意があったのであれば、強姦罪は成立しないため、堂々と?の手段を取るべきです。

過去の裁判例においても、女性の側が嘘の被害届を提出し、えん罪が作られたケースはたくさんあります。浮気が旦那にばれ、強姦されたと言い訳したところ、後日大事になり、後に引けなかったケースや、痴話げんかエスカレートして、女性が強姦されたと警察に駆け込んだケースなど、内容は様々です。

もっとも、この段階で逮捕されたということは、内柴容疑者にとって、かなり不利な展開であることに変わりはありません。なぜなら、強姦罪という重い犯罪でオリンピック金メダリストという著名人を逮捕する場合は、捜査機関の側としても、間違いがないように、かなり入念な捜査や取り調べを行うのが一般的だからです。

週刊誌を賑わす噂話上のレイプ疑惑と、逮捕状が発布されるまでに至った刑事手続き上で強姦疑惑とでは、事件の内容も、被害の深刻さも、証拠による裏付けの程度も、大きく異なるのが通常です。この段階で逮捕されたという事実を重く受け止め、自分の行動を振り返った時に「相手方の真意に基づく同意」があったとまでは言えないと認める場合は、内柴容疑者としては冒頭?の手段を取ることになります。

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