Ｑ．大学生の息子が公務執行妨害の容疑で布施警察署に逮捕されました。事件の内容は、友人ら数名と酒を

【法律相談】
大学生の息子が公務執行妨害の容疑で布施警察署に逮捕されました。事件の内容は、友人ら数名と酒を飲んで暴れて、駆けつけたパトカーを蹴とばしたというものです。息子は現在、就職活動中のため、前科が付いたり、逮捕が長引いたりするわけにはいきません。アトムに事件を依頼した場合、どのような弁護活動ができますか？

【回答】
アトムで事件を受任した場合は、直ちに担当の弁護士が布施警察署に駆けつけ、ご子息と面会し、身柄解放活動を始めます。また、ご子息が留置場から釈放された後、担当の検察官と事件について話し合い、ご子息に対する不起訴処分を求めます。

騒動の現場に駆け付けたパトカーを蹴とばす行為は、公務執行妨害罪を構成し、起訴され有罪になれば、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処せられます（刑法95条）。また、当局から罪証隠滅のおそれがあると判断された場合は、逮捕後に10日間の勾留が決定され、引き続き留置場での生活を強いられます。

いち早くご子息を留置場から出すためには、10日間の勾留決定を阻止する必要があります。アトムの弁護士なら、緊急の刑事事件に対応するチーム体制が整っているため、受任後直ちに警察署に駆けつけ、身柄解放の弁護活動に取り組むことができます。過去の同様の事件でも、裁判所に充実した意見書を提出することで、検察側の不服申し立てを跳ねのけ、逮捕後3日目での釈放を実現しました。

また、不起訴処分（事件が起訴されない処分）の獲得にも工夫が必要です。なぜなら、公権力である警察とは示談を締結することができず、示談を理由に不起訴処分を獲得することができないからです。例えば、過去の事件では、事件の態様が軽いことや、被疑者が十分に反省し更生を誓っていることなどを、担当の弁護士が目に見える形にしてアピールし、担当検事から不起訴処分を獲得しました。

逮捕後の早期釈放のためには、初動が大切です。まずは事務所までご来所いただき、アトムの無料法律相談でご一緒に解決策を検討しましょう。

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