Q.昨晩、自宅近くの西淀川警察署から、夫が痴漢をしたので逮捕したと連絡がありました。真相を確かめ

【法律相談】
昨晩、自宅近くの西淀川警察署から、夫が痴漢をしたので逮捕したと連絡がありました。真相を確かめるため夫と面会をしたいのですが、警察からは「面会は早くても明後日から。今日はできない。」と言われています。どうしたらよいですか?

【回答】
逮捕直後にご主人と面会するためには、弁護士を立てる必要があります。弁護士であれば、逮捕中の警察署でも、身柄送致された後の検察庁や裁判所でも、ご主人と二人だけの密室で面会をすることができます。

ご家族による面会は、弁護士による面会と異なり、10日間の勾留が決定された後、面会禁止の処分が付いていない場合に限り、警察署の面会室で、警察職員立会いの下、15分間だけ行えるのが通例です。

<逮捕直後の段階で弁護士がご主人と面会するメリット>
□ 本人から直接、事件の概要を聞き、ご家族に報告できる。
□ 否認事件の場合は、その後の闘い方について、法的なアドバイスができる。
□ 自白事件の場合は、その後の示談交渉等について、事前に打合せができる。
□ ご家族からの伝言を、直接本人に伝えることができる。
□ ご家族からの差し入れを、本人に手渡すことができる。

弁護士がご主人と面会すれば、ご主人から事件の真相を聞き出し、将来に向けて必要な対策を立てることができます。早い段階で弁護士が面会することで、捜査官の強引な取り調べをけん制し、冤罪を予防することができます。

痴漢事件の場合は、服の上から間接的に体を触ってしまった迷惑行為防止条例違反のケースと、下着の中に手を入れ直接性器等を触ってしまった強制わいせつのケースとで、今後の事件の進展が大きく異なります。ご家族としては、まず弁護士を立てて事件の真相を確認し、その上で将来に向けて必要な対策を立てる必要があります。

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