Q.現在、夫は飲酒事故を起こし、曽根崎警察署で勾留中です。この間、夫と面会したところ、今週末には

【法律相談】
現在、夫は飲酒事故を起こし、曽根崎警察署で勾留中です。
この間、夫と面会したところ、今週末には起訴される見込みと聞きました。
今のところ夫に弁護士は付いていませんが、これから弁護士を付けるメリットはありますか?

【回答】
現段階で弁護士を付けるメリットは、?保釈と?裁判対策の二点にあります。

?まず保釈ですが、弁護士が付いていれば、起訴された後、スムーズに保釈の請求を行うことができます。
保釈の請求は、裁判所に対して法律的な書面を提出して行うため、刑事事件に精通した弁護士が行うのがもっともスムーズです。

保釈の決定が出た後は、裁判所に保釈金を納めれば、その日の内にご主人は留置場から釈放されます。
この種の事件における保釈金の相場は200万円〜300万円です。
また、納めた保釈金は、被告人が逃亡する等の特別な事情がない限り、判決終了後に裁判所から全額返却されます。

?次に裁判対策ですが、早期に弁護士が付くことで、裁判の方向性を早い段階で固め、目標獲得のために十分な準備活動を行うことができます。
事故の過失を否認するのであれば、十分な資料・現場検討の時間が必要ですし、過失を認めるのであれば、被害者対応の時間を十分に取る必要があります。

飲酒事故の刑事裁判では、自分たちで弁護士を付けなくても、最終的には国選の弁護士が付きます。
しかし、事故の態様や被害者の傷害の程度によっては、初犯でも実刑になり刑務所に収監されてしまう可能性があるため、無罪や執行猶予を望むのであれば慎重に対応する必要があります。

                                                                                                              • +

(0120)631-276
PCサイト刑事事件に強い弁護士アトム
携帯サイト刑事事件に強い弁護士アトム
ブログ弁護士ブログ
東京都千代田区永田町2-17-4 3階 (0120)631-276