Q.夫が通勤途中に死亡事故を起こして逮捕されてしまいました。警察官によると、前方不注意のわき見運

【法律相談】
夫が通勤途中に死亡事故を起こして逮捕されてしまいました。
警察官によると、前方不注意のわき見運転により、横断歩道上を歩いていた小学生をはねてしまったようです。
私は妊娠中で出産間際のため、夫が留置場から出てこないと生活がまわりません。
夫を早く留置場から出す方法を教えてください。

【回答】
ご主人を早く留置場から出すためには、弁護士の助力が不可欠です。
検察官が自主的にご主人を釈放することも考えられますが、一度逮捕されてしまった以上は、その後も10日ないしは20日の勾留が続くケースがほとんどです。

ご主人の釈放を勝ち取るためには、まず、検察官に勾留を請求しないようにかけ合う必要があります。
また、検察官が勾留を請求したとしても、裁判所に勾留の決定を出さないようにかけ合うことが大切です。

弁護士が付いた場合は、弁護士があなたやご主人を代理して、上記の交渉を行います。
弁護士は、あなた達ご家族から身元引受書を取得し、ご主人から事故の状況等を詳細に聴き取り、勾留をする理由と必要性がない旨の意見書を作成し、当局と交渉します。

仮に勾留の決定が出た場合であっても、早期に弁護士を付けておくことは、後の保釈に有効です。
捜査の初期段階から弁護活動を行うことで、保釈に有利な事情を予め収集することができます。

弁護士は、私選でも国選でも構いません。
ただ、動きの良い弁護士を早い段階で選任する必要があります。

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