留置場の生活・食事|留置場の一日体験談   アトム東京法律事務所

いつもありがとうございます。
代表の岡野です。

法律相談を受けていると、逮捕されている方のご家族から、
「留置場ではどのような毎日を送るのですか?」
とよく質問を受けます。

実際に警視庁警察の留置場で生活している本人からヒアリングしたところ、留置場の生活は次のようなものでした。

【1日のスケジュール】
06:30 起床
「起床」と言われて部屋の電気が付く。
起床後直ちに自分たちで布団をたたみ、部屋を出たところにある布団置き場に布団をなおす。
布団を置いた後、洗面。洗面後は部屋に戻り、朝食が届くのを待つ。

07:00 朝食
部屋の小窓に朝食が運ばれる。

07:30 運動
四方を壁に囲まれた小さな広場で自由に運動できる。
喫煙者はこの時だけタバコを吸える(2本まで)。
運動は一部屋ずつ行われる。

12:00 昼食
取調べがなければ、部屋の中で昼食まで時間を潰す。
本を読むしかすることがない。
朝食後は運動の時間があるが、昼食後は運動の時間がない。

17:00 夕食
取調べがなければ、部屋の中で夕食まで時間を潰す。
本だけは読む時間がたっぷりある。

21:00 就寝

【その他】
・留置場の中には貼り紙等は何もない。廊下とかにも一切ない。カレンダー等もない。紙があるとすれば、前の留置人が置いていった本だけ。
・読書する本は貸出方式で、寝る時は部屋の外にある自分のロッカーになおす。
・留置場に入った日に身体検査室に入る。そこに留置場の一日が書かれた表が置いてある。表は日本語と英語で書かれていた(と思う)。
・留置場の部屋は「1室」「2室」「3室」等と呼ばれている。
・留置場内を移動する時は手錠をはめられない。留置場から外出する時のみ手錠をはめられる。

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