淡路の建設会社不法投棄 容疑で社長ら逮捕 兵庫県警 アトム東京法律事務所

2月8日15時37分配信 産経新聞
兵庫県淡路市の建設会社が、解体工事のがれきなどを大量に不法投棄したとされる事件で、県警生活環境課などは8日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで同市高山甲の「池上建設」社長、池上明憲(61)や同社員、谷口善朗(41)ら3容疑者を逮捕した。谷口容疑者らは「社長の指示でやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は昨年4月29日〜5月2日、同社近くの土地に、民家解体工事で出た木くずやがれきなど約57トンを不法に投棄したとしている。県警は昨年11月に同社を捜索。当初、不法投棄された廃棄物は約28トンとみられたが、押収した関係書類の解析や現場検証の結果、総量は約57トンに上ることが判明した。
(引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000011-san-soci



 不法投棄は、行為者については5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金又はこれらを併科されます。

 刑罰は不法投棄した物の種類、量により、量刑が異なります。

 警察では不法投棄の量を約28トンから約57トンに増やして認定しています。

 解体工事現場から不法投棄現場までダンプで運搬することが一般的ですが、この場合には容疑者立会の上、ダンプの荷台に載る廃棄物の量を計測して不法投棄の量を特定するケースが多いでしょう。

 また、記事では容疑者3名は建設会社社長及び社員とありますので、社長と社員が前記刑罰を受けるほか、会社の業務として不法投棄をしたことになり、建設会社は、両罰規定を適用されて1億円以下の罰金に処せられます。

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