人身事故の法律相談 自動車運転過失傷害罪、実況見分調書など

自動車運転者が不注意により、人にけがをさせたときには、自動車運転過失傷害罪の
罰をうけることがあります。 

交通事故が起こった場合、交通捜査の警察官が事故現場に臨場して運転手、被害者そ
して目撃者から話を聞いて、まず、衝突地点を特定するため、実況見分と呼ばれる現
場検証を実施します。

自動車運転手の不注意、つまり、普通の運転手であれば、事故を予測して事故を回避
するための措置が講じられたのに、当該運転手は、事故を予測できたのに、何らかの
原因によって事故を回避する措置を講じなかったと言えるか否かを確認するため、わ
き見地点、被害者の発見可能地点や衝突地点などを特定することになるのです。

これにより、運転手が、歩道を歩いているミニスカートの女性に気を取られてわき見
をし、前方から視線をそらしたことが原因で、前方をよく見ず、進路前方を同方向に
進行していた車の後部に追突したということが判明すれば、その運転手は前方不注意
の過失があるという証拠になるのです。

実況見分調書と呼ばれる書類は、交通事故を起こした際の重要な証拠です。

岡野

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