2009-07-10から1日間の記事一覧

保釈金の納付と勾留の取消し

勾留による身柄の拘束期間が 不当に長くなってしまった場合には、 権利保釈や裁量保釈が認められないケースであっても、 裁判所は“:義務として” 身柄の解放を許さなければなりません。その際、原則として身柄の解放は 勾留の取り消しではなく保釈によってな…

義務的保釈 義務的勾留の取消し

一般的に実務で行われる保釈は、 先に解説した権利保釈か職権保釈のどちらかですが、 保釈にはもう一つ義務的保釈というものがあります。 <義務的勾留の取り消し・保釈 刑事訴訟法第91条>勾留による拘禁が不当に長くなったときは、 裁判所は保釈権者の請…

裁量保釈

★裁量保釈3<証拠隠滅しそうな場合は基本的に×>しかしながら、実務においては、 上記権利保釈を請求し、 6つの除外事由の内の4号 「被告人が罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由があるとき」 に該当すると裁判所が判断して却下した場合には、 裁量保…