男女間のトラブルと刑事事件　　強姦冤罪、強制わいせつ冤罪

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
代表の岡野です。

遠方の事件を受任し出張が重なったため、更新が滞ってしまいました。
さて、今日は男女間のトラブルが刑事事件に発展したケースをご紹介します。

【ケース1、罪名：強姦】
ご依頼者様（無職、30代男性、前科なし）が、ラブホテルの客室内において、当時の職場の同僚女性を強姦した容疑で捜査を受けた強姦の事件。
本件は、女性が強姦の被害届を提出したため、手続き上、強姦事件として取り扱われましたが、ご依頼者様は、合意に基づく行為だったと主張していました。
ATOMが警察介入後に事件を受任し、弁護活動の末、最終的には逮捕されることなく、在宅事件のまま否認を貫き不起訴を勝ち取りました。

【ケース2、罪名：強制わいせつ】
ご依頼者様（会社員、20代男性、前科なし）が、漫画喫茶のカップルシート内において、横に寝ていた知人女性に対し、無理やりキスをしたり、抱きついたり、太ももを触った容疑で捜査を受けた強制わいせつの事件。
本件は、女性が強姦の被害届を提出したため、手続き上、強制わいせつ事件として取り扱われましたが、ご依頼者様は、無理やりの行為ではなかったと主張していました。
ATOMが警察介入後に事件を受任し、弁護活動の末、最終的には逮捕されることなく、在宅事件のまま示談を成立させ、不起訴を勝ち取りました。
（なお、ご依頼者様は、強制わいせつの容疑を否認していましたが、ご家族にかかる負担を考え、示談による早期解決の道を選びました。）

【ケース3、罪名：強姦】
ご依頼者様（自営業、30代男性、14年前に13歳未満の女子に対する強制わいせつ事件で懲役1年6月の実刑前科あり）が、携帯電話のゲームサイトを通じて知り合った小学生の女児（当時11歳）とセックスをしようと企て、女児の自宅で、女児に対し「うるさい、服を脱いで。」等と申し向け、衣類を脱がせ、全裸にした上、乳房をなめまわす等して、女児と性交をした容疑で逮捕勾留された強姦の事件。
本件は、13歳未満の者との性交のため、合意の有無を問わず強姦罪が成立する事案（刑法177条後段）でしたが、両者の間には、女児がご依頼者様に対し好意を持っており、積極的に誘っていたメール等が存在した。
ATOMがご依頼者様逮捕後に事件を受任し、弁護活動の末、最終的には示談を成立させ、不起訴を勝ち取りました。

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