罪名別裁判員制度対象事件 アトム東京法律事務所

★罪名別に見た裁判員制度対象事件数

さて、裁判員裁判の対象となるもので、
発生率の最も高い事件は何でしょうか?
答えは強盗致傷で、毎年全体の3割近くにのぼってます。

以下は、平成19年度に起こった
裁判員制度対象事件の罪名別順位とその件数です。

 1位  強盗致傷 (695件)
 2位  殺人 (556件)
 3位  現住建造物等放火 (286件)
 4位  強姦致死傷 (218件)
 5位  傷害致死 (171件)
 6位  強制わいせつ致死傷 (168件)
 7位  強盗強姦 (129件)
 8位  覚せい剤取締法違反 (94件)
 9位  強盗致死(強盗殺人) (66件)
10位  偽造通貨行使 (62件)
11位  危険運転致死 (51件)
12位  銃砲刀剣類所持等取締法違反 (29件)
13位  麻薬及び向精神薬取締法違反 (28件)
14位  集団強姦致死傷 (23件)
15位  通貨偽造 (17件)
16位  麻薬特例法(略称)違反 (13件)
17位  保護責任者遺棄致死 (10件)
18位  その他 (27件)

1.特別法犯(刑法以外の犯罪)については、
裁判員制度対象事件に限定した件数である。
2.上記事件数は、 地方裁判所で受理した事件の概数である。
同一被告人につき複数の起訴があった場合、
起訴ごとにそれぞれ1件として計上。
最高裁判所発行-裁判員制度ナビゲーションより)

次回からは、裁判員裁判の主な取り扱い事件について、
罪名ごとに基本的なことを解説していこうと思います。

(明日につづく)

岡野

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